バラの芽が動き出だす真冬に、剪定と寒肥(肥料)を与えます。次の手順で進めましょう。
まずは、剪定からご説明します。
バラ 冬剪定
冬剪定のポイントは以下の3点です。
- 剪定時期は真冬(12月~1月)
- 咲いている花や割りばしより細い枝は迷わず切り落とす
- ポツンと赤い花芽の1㎝上で切る。
我が家のバラはカクテルというツル性のバラ。
下の写真は12月末。
西側のバラの様子です。
さきほどご説明した「3つのポイント」どおり剪定した写真が次の写真です。
とてもスッキリしましたね。
切り落とした部分を拡大した写真が次の写真です。
花芽が出てでくる赤い部分の1㎝程度上で切り落としています。
次に寒肥(かんごえ)の説明です。
バラ 寒肥(肥料)
バラの寒肥のポイントは以下の3つです。
- 時期は真冬(12月~1月)
- 肥料は有機肥料
- 肥料は発酵・完熟のモノ
肥料は化成肥料ではなく、ゆっくり効いてくる有機肥料を使います。
有機肥料は微生物を増やし、その微生物の力によってゆっくりと土壌改良を促してくれるのです。
下の写真は発酵・油かすです。
肥料に記載している発酵とか完熟の意味は、発酵や完熟の状態が既に終わっている、という意味です。
例えば、発酵や完熟の前の肥料を土に投入する場合、その時点から発酵や完熟が始まることとなり、土の中で熱をもってくることがあります。
そうなると、根っこに良くないので、肥料には発酵や完熟といった表記のある肥料(有機肥料)を利用しましょう。
肥料の土への投入は、土を15㎝程度掘り起こし、有機肥料を適量混ぜ込むことです。
15㎝とは、下の写真の小さいシャベルの金具部分の先から3分の2程度です。
肥料投入後の土の部分は次の写真のとおりです。南側のバラです。
以上です。冬の作業は春に向けて重要です。
冬の間に肥料を仕込んでおくと、微生物がほどよく増加し、春から夏にむけての植物が育ち盛りを迎える頃には、ほどよい土になっていることでしょう。
寒いなか体を動かすのはキツイですが、いい運動になりますよ!
そして、、、5月中旬。満開の様子です。
最初は西側のバラです。
次は南側のバラです。
キレイに咲きました!
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