バラ(カクテル) 簡単! 挿し木 1

バラ

バラ 挿し木 2021年5月29日 挿し木当日

カクテルという品種のつるバラを挿し木してみます。

まず、花付きのバラを切り取りしました。

これを、挿し木にするために、切断します。

最初に、花の付いている方の枝から作業を行います。

挿し木にするために、花を切断し、葉の数も少なくしました。

次に、花の付いていない下の方の枝。こちらも葉を少なくします。

挿し木を行うときのコツは、挿し穂をなるべく小さくすることです。

挿し木を未経験の方は、限りなく葉を少なくすることに抵抗を感じるかもしれませんが、葉を多くしてしまうと失敗します。

この作業を繰り返して、メデネールを100倍に薄めた液体に1時間水あげします。

その後、発根促進剤のルートンに挿し穂をまぶします。

小さい容器に、根をそのまま入れます。

余談ですが、このルートンの説明書には、挿し木の方法が植物ごとに簡潔に記載されています。

小さい紙ですが、30種類程度の植物に関する挿し木の方法が分かりやすく説明されており、とても参考になります。

本題に戻りますが、挿し木をまぶした後の様子は次のとおりです。

ちなみに、挿し木をする鉢は、7号平鉢です。

ここで、ルートンを使う場合のポイントを説明しておきます。

そのポイントとは、鉢に土を入れたあと、鉢全体を水につけて、事前に土に水を吸収させておくことです。

その理由は、ルートンを付けて挿し木をした後に水やりをすると、ルートンが落ちてしまう可能性があるからです。

挿し木をした後に水やりをする必要がないように、事前に水を含ませておくことが重要です。

私の場合は、次の写真のように、洗面器に鉢をつけておきました。

参考までに、今回利用した土は、次の土です。

1時間ほど経過して、土がしっかりと水を含んだことを確認した後、挿し木を行います。

せっかく挿し木にまぶしたルートン発根剤がズレ落ちないなように、まずは挿し木をする場所には、次の写真のように割りばしで穴を開けておきます。

ルートンをまぶした挿し木をそっと差し込んで、動かないように根元に土を寄せつけます。

その作業を繰り返し、次のように完成しました!

様子が分かるように、拡大します。

全部で8つの挿し木を行いました。

この後、もう1鉢に同じく8つの挿し木を行いました。

これからの管理は、1週間は日陰で管理します。

もうすぐ梅雨の季節であり、湿度も高く、挿し木のベストシーズンとなります。

次は、2月の鉢上げ、土の配合、殺菌剤等の記録となりますので、こちらをご覧ください。

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