ビオラ 種とり 飛び散り防止に袋をかける!
冒頭の写真の黄色いビオラの種を取ってみます。
5月下旬にもなり、気温が高くなると、ビオラが徒長してきます。花の見頃の終わりを迎えます。
そんな時期に、よく観察してみると、種ができています。
次の写真のとおり、赤でマルをした部分です。
この種を、このままにしておくと、種が飛び散って回収できなくなります。
飛び散る目安としては、赤でマルをした上の写真では、種の袋と茎が平行になっていますが、これが真っすぐになってきます。
種袋を人間の頭に例えるならば、うなずいている姿勢から、上を向いた状態が、飛び散る目安となります。
そして、種の袋が透けてきて、袋の中にある種のつぶつぶが黄色に見えてきます。
そのようになってくると、袋が避けて、種が飛び散る直前になるのですが、このタイミングを見極めることは非常に難しいので、私はいつも袋をかぶせておきます。
次の写真のとおりです。
しばらくすると、次の写真のとおり、袋の中で種がはじけて、上手に種を回収することができるのです。
上の写真で、袋に切り込みを入れてあるのは、袋の中の蒸れを防止するためです。
切り込みは、暖かい空気が出やすく、飛び散った種が漏れにくいように、袋の上部に開けましょう。
別の種ですが、あまり飛び散らずに確保できた種があります。
なかなか貴重な写真だと思いますので、掲載しておきます。
数えてみると、上の写真の種は60粒ほどの種。1花でこれくらい取ることができるので、2花分あれば翌年の家庭用としては十分ですよね。
この種を6月上旬にでも早蒔きし、秋には咲かせる計画です。
ちなみに、昨年も6月に種まきを行い、成功させることができました。
その時の成長記録をまとめてありますので、よかったらこちらの記事をご覧ください。
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